日本初の全盲の弁護士、竹下義樹先生との出会い

今日は、
大変嬉しい出来事がありました。


全盲の弁護士、
竹下義樹先生との出会いです。


竹下先生は、
日本初の全盲の弁護士。


2年に渡り法務省に働きかけ
点字での司法試験実施を実現させ、


ボランティアサークルの協力を得て
200もの点訳の参考書を作り、


9回の受験の末、
超難関司法試験に合格した方です。


伊藤塾が出版している、
「限界はない」という本にも紹介されています。


竹下先生から得た
ファーストインプレッションは、
「なんて行動力と温かみのある人なんだろう」
です。


一昨日までは福島に居て、
原発から20キロギリギリの処まで
足を運び、
そして、現地で暮らす人々の生の声を
聞いてきたそうです。


一体何に不安や不満を感じ、
どうすれば当事者の生活環境が
改善されていくのか、
という事を親身になって考えておられました。



そして今日は、
東京に居る。


竹下先生は京都で弁護士をされている方ですから
この数日の間に京都→福島→東京→京都と
移動されていることになります。


「限界はない」に書かれている
エピソードと相まって、
行動力のある人だなぁという印象を
強く持ちました。


そのエピソードというのは、
弁護士に憧れた学生時代、
点訳の六法や専門書が無いことを知っても
「難しいなら、努力すればいい。
 ないのなら、つくればいいだけの話」
として、少しもひるむことなく
ボランティアの手を借りて
点訳の参考書を作ってしまったという
エピソードです。


そのほかにも、
2年にも渡り法務省に働きかけ
点字の試験を実施させるに至ったという
エピソードも。





竹下先生と時間を共に出来たのは
たったの30分だったのですが、


「なぜ人が人に劣ることがあろうか、
 誰だって努力すれば憧れを手にできるんだ!!」


という思いを抱かせて貰いました。


「難しいなら、努力すればいい。
 ないのなら、つくればいいだけの話」





司法書士試験も目前に迫り
精神状態もボロボロの人も多いと
思いますが、
最後の最後、今一度、
竹下先生のようなガッツを持ち
前向きにひたむきに頑張ってみて
ください!!


私も頑張ります!!


坂本龍治