思考のもうひとつ先に正解はある


思考のもうひとつ先に正解はある





記述式を解くには思考の連続が求められます。
択一式とちがって、
断絶したひとつひとつの問いに答えればそれで終わりなのではなく、
その先のストーリーがあるからです。






そして、
いやらしい事に、
本試験問題は
あたかも正解を導けたかのような
気づきを与えておきながら、
実は本当の正解はそのひとつ先に
用意されているのです。






たとえば、
ひとつの登記申請を導くのに、
3つの論点が用意されているとして、
多くの受験生は2つの論点をクリアした時点で、
正解に達した!と勘違いし(勘違いさせられ)、
ひとつ落とした回答をしてしまうのです。






だからこそ、
常に意識すると良いのです。






思考のもうひとつ先に正解はある。






その心構えが本試験のワナに
ハマらないひとつの手段となるのです。





坂本龍治