夢中になれ!
夢中になれ!
子供の成長スピードには、
目を見張るものがあります。
一年前には、
想像もしなかった事を今や平然とやってのける。
たかだか5年、6年で、
プロ顔負けの技術を身につける。
そんな能力を子供は持っています。
大人と一体何が違うのか?
一番の違いは、
夢中の度合いではなかろうか、
と私は思います。
子供のもつ、夢中になる能力が、
目を見張るほどの吸収力を生み出すのだと。
みんなでボールを追っかけていたら、
何時の間にか日がくれていた。
大好きな本を読んでいたら、
気がつけば2時間〜3時間過ぎていた。
時を忘れるほどの夢中状態に、
ストレスなく、
しかも毎日のように陥る事が出来るのが子供なのです。
夢中状態はいわば最高の集中力が引き出されている状態。
そりゃぁ吸収力抜群です!
そんな状態にストレスなくシフトできる。
それはいわば子供だけの特権なのかもしれません。
だけど、
大人には大人の強みがあります。
それは、
ストレスかければ意識的に夢中状態を作り出す事が出来る、
ということです!
子供の弱みは、
コントロールして夢中状態を引き出せない事にあります。
つまり、
子供の夢中状態は、不安定で不確定的なのです。
大人は意識して夢中状態に陥る事が出来ます。
いわば強制的に夢中状態を引き出せる。
子供のそれと比べれば、
夢中レベルは劣るのかもしれない。
でも、
強制的に、コンスタントに夢中状態を引き出せることで、
子供以上の成長スピードを実現出来ることもまた確かです。
例えば言語。
子供がキチンと読み書き出来るようになるまでには、
ゆうに10年以上の時を要します。
これに対して、
大人は死ぬ気で勉強する事で、
初めてのふれる外国語を1年、2年で習得する事も夢ではありません。
そう考えれば、
大人にだって無限の可能性があるのです!
強制的に夢中状態を作り出して、
まだまだ自分を高めていきましょう!
坂本龍治