「枯れ木・枯れ葉」と「瑞々しい幹」

結論をどんなに頭にくっつけても、
幹がなければタダの枯れ葉です。





少し風がふけば、
ひらひらと飛んでいってしまいます。






もっといえば、
幹や枝だって、
結論を固めて作ったものであれば、
幹や枝自体は枯れ葉と同じ。枯れ木です。
少し力が加われば、
パキッと折れてしまいます。






作るべきは、
水をグングンと吸い上げる幹や枝。






水をグングンと吸い上げる幹や枝であれば、
葉っぱは瑞々しい状態を保ち、
容易には風に吹き飛ばされたり
折れたりしなくなります。





しかも、
枯れ木に葉っぱを増やしたいなら、
外からくっつけるしかありませんが、






瑞々しい幹や枝があれば、
内から葉をだすことができます。







これが結論だけを追い求めるのか、
方法を追い求めるのかの違いです。







内から創造出来るかどうかが、
大きく数点を左右します。






つまりは、
瑞々しい幹や枝があれば
初めてみる問題でも、
本試験の現場で
葉を生むことができるのです。






坂本龍治