大切なことは目に見えない

では、
水をグングンと吸い上げる幹や枝は
どうしたら作れる??






答えは単純。






目に見えない根を張り巡らせることです。






根っこがなければ水を吸い上げることはできません。






直接は問われることがないけれど、
ひとつひとつの知識の体系的位置づけを
しっかりと確認したり、
ひとつひとつの用語の意義を
一文字ひと文字に注意しながら読みほどいたり、
制度趣旨をおさえたり。






こうした表にはでてこない部分を
育てることが大切なのです。






このことを、
あらためて強く確信したのは、
奇跡のリンゴ」を栽培した
木村秋則さんの本を読んだときでした。







「地上のものだけを見てきた自分の
 愚かしさに、初めて気が付いたわけです。
 目に見えない土の中を見ることが、
 じつはもっとも大事だったのではないか、と。」






6年という年月をかけて
ようやく見つけた答え。






ここから学ばない手はありません。
自分の中には、
根が育っているか?
根を育てているか?
時々意識してみてます。





坂本龍治