誰も教えてくれなかった法令の基礎 「号」

法務省インターンシップ



法務省では,
法務行政に対する理解を深めていただくことを目的として,
夏季のインターンシップの受入れを予定しています。

http://www.moj.go.jp/content/000072564.pdf



ですって。
面白そ〜。
でも、大学生・大学院生しかダメみたいです。
残念!




「号」




法文は、法令の基本構成単位である
「条」によって整理され、
複数の内容がひとつの条に含まれる場合、
「項」によって条を整理します。



さらにさらに、
複数の項目を列記したい場合には、
「号」を用いて法文は整理されます
!!



たとえばこんな具合です。



(時効の中断事由)
第百四十七条 時効は、次に掲げる事由によって中断する。
 一 請求
 二 差押え、仮差押え又は仮処分
 三 承認



これが、各号列記されずに、
ひとつの文章として繋がっていたら
読みづらいですよね〜



号番号は、漢数字で
一、二、三、とふられていきます。

号の場合には「一」からふられます。



項番号の場合、第2項以下に算用数字で
2、3、4、とふられていくんでしたよね。



ちなみに、
各号列記が始まる前の文章を「柱書」と
いいます。

「柱書」という言葉は覚えておきましょう!




坂本龍治