模試を受けよう!(後半)


模試を受ける最大の理由は、
“本試験のシュミレーションをすること”
ですから、模試当日だけでなく
模試までの最終2週間をどうすごせば、
最高の知識状態、
最高の思考状態、
最高の集中力を実現することができるかを
徹底的に考え実践することにこそ意味があります。



そして当然、模試当日も
本試験だと思って過ごします。
ここで緊張間を持てずに
ただ模試を受けてきては
シュミレーションになりません。



朝起きる時間。
朝食べるもの。
会場に到着する時間。
当日の最後の復習。
試験中に席をたつ(トイレに行く)タイミング。
解き進める順番。
パニックに陥った時の対処法。
…などなど。



小さなところにまでこだわってください。
この試験は、“たったの5時間”という
一瞬で合否が判断されてしまう過酷な試験です。
これまで、1年2年、
必死に学習してきた人生を
“たったの5時間”にぶつけなければならない。



だから、小さなところにまでこだわって、
持てる力のすべてを5時間にぶつけて欲しいのです。



小さなところにまで徹底的にこだわるために
シュミレーションを繰り返し、
問題点を洗い出し、そして改善する。
これを何度か繰り返すと
本試験で最高のパフォーマンスを発揮する
ための方法が見つかります。



目安としては、
模試は5回は受けたいところです。
多くて10回、といったところでしょう。



今年が何度目かの挑戦で、
本番にめっぽう弱い。。。
という人は、5回以上受けて
本番で動じない自分を作るのも良いでしょう。
また逆に、
今年が初めての挑戦になる
といった人は逆に5回にとどめ、
まずは過去問を消化することを
優先すべきです。



また、
どうしても時間が捻出できなくって
模試を5回もうけていたのでは
到底自分がやると決めた分の過去問を
消化しきれないまま本番に突入してしまう。。。
という人であれば、
単年度版の過去問を時間を図り解くことで
模試に代えてもオッケイです!



ただ、その際はできる限り本番に近い
状態を作りだすために、自習室や図書館など
緊張感を持てる場所で行うと良いですね。



坂本龍治