記述式の学習プロセス Vol.6 解法手順を考える

解法手順を考える




記述式の問題を解いたら、
ストーリー展開をしっかりと把握した上で、
必要となる登記申請手続を押さえる…
その次にすべきことは、
“解法手順を考える”です。



不動産登記にしろ、
商業登記にしろ、
記述式では、
必要となる情報を収集し、
集めた情報(材料)を
頭の中で処理(料理)して、
ひとつの解答を導きだす、
ということをします。



ですから、その一連の処理を
円滑に出来るようにするため
“情報を収集し、情報を処理する”
それを最も効率的になし得る
順番を考える
んです。



どういった手順で問題文を読めば
最も効率的に必要な情報を収集できるのか?
どういった順番で思考すれば
最も効率的にミスなく情報を処理できるのか?
これをしっかりと考え、
解法手順を固めていきます。



これはまさに、
情報収集能力と情報処理能力を
高めにはどうしたら良いのか?
を考えるということ
です。



また、
集めた情報(材料)を
頭の中でどう処理(料理)すれば良いのか、
思考順序を考える、というのが、
“知識の使い方を知る”作業
となります。



いま言っていることは
記述式の学習において非常に
大切なことですから、
明日は具体例を出しながら、
もう少し説明を加えますね。


つづく