平成27年2月19日民法改正の審議状況について

平成27年2月19日民法改正の審議状況について



御存知のとおり、
民法の大改正に向けた議論が法務省でなされていますが、
民法(債権関係)の改正に関する要綱案(案)」が
法務省から発表されました。
法務省HP http://www.moj.go.jp/content/001132328.pdf

この資料自体は、要綱案“(案)”ですが、
この資料に、
「所要の微修正を行ったものをもって、
民法(債権関係)の改正に関する要綱案」とすることが全会一致で決定された。」
とされていますので、
部会における審議は恐らくはこれにて終結
という話になるのだと思います。

今後は、
法制審議会の総会で、
部会で決定された要綱案をもとに、
要綱の決定がなされます。

これが法務大臣に答申され、
国会提出される流れになります。


いや〜。ようやくここまで来ましたね。
といった感じですね。
条文の体裁自体は、微調整が今後もなされるでしょうが、
改正内容自体はこれにてほぼ確定!
という段階に至ったわけですから、
身が引き締まる思いです。


無事に国会で法律が成立することを祈ります。


坂本龍治