「分解」と「結合」

「分解」と「結合」



法律の文章は
ただツラ〜っと読まずに、
一言ひと言を大切にしながら読む、




と何度も記事で書いてきましたが、
イマイチわからなかった人のために!
もう少し詳細に言葉にしてみます。
そうするとこうです。




文書を読解できるようにするため、分解と結合を繰り返す






です!





法律の文章が読解し難いのは、
一言ひと言の言葉の意味を知らないと読解出来ないからです。





根抵当権
という言葉の意味が分からなければ、
確定前の根抵当権に附従性なし
の意味は読み解けないのです。



だから、
ひと言ひと言を分解し、
意義を確認し、理解し、必要あらば覚えます。




そしたら、
その作業の成果を、
読み解こうとする文章と結合させます。





その繰り返しにより、
法律の文章が読解が出来るようになります。






ただ、
分解のし過ぎもわけわかんなくなるので、
いいあんばいのとこで結合に戻らないとダメです。










レゴブロックで例えてみましょうか。






レゴで作られた馬。







この馬を自分の思うように動かすには、
馬を構成するひとつひとつのパーツを熟知する必要があります。






ひとつひとつのパーツを熟知するためどうするかというと、
分解です。






バラバラにしてみるんです。






そしてひとつひとつのパーツを手に取り、
色やカタチを理解します。






でも、
バラバラにした状態では、
馬は走りません。







また結合する必要があります。






分解と結合、
このふたつにより、
カチカチで動かなかったレゴに命が吹き込まれ、
自在に操れるようになります。






でもバラバラに分解し過ぎると、
再結合の仕方が分からなくなり、
収集がつかなくなるので注意が必要です。





再結合の仕方が分からないと、
イライラがつのって、
ぬわぁ〜〜!
ってちゃぶ台ひっくり返したくなります。






だから、
いいあんばいで分解もやめとかなくちゃいけないんです。








どうせ分解と結合は何度も繰り返すことになります。




だから、
何度も繰り返し、
より理解が深まった段階で、
今までよりも深く分解してみればいいんです。






分解と結合、
この繰り返しにより、
読解困難だった文章に命を吹き込んでみましょう。





坂本龍治