機械工場のような音

坂本事務所では
オンライン申請と紙申請とを
だいたい半々でやっています。





理由としては、
前にも記事で書きましたが、
2刀流、どちらも使えた方が
場合に応じて柔軟に対応できるから、
というのが1点。





そして、100%オンラインにしない
最大の理由は、
勤続20年超えのベテラン補助者が
オンライン申請を好まないから。





というか。
使っている機械が、パソコンですらない。






ワープロってやつです。
頭でっかちの、場所をとるやつ。
おまけに印刷機も古いもので、
これが凄い。





印刷をするたびに、
まるで機械工場で耳にするような音を発します。






ジーガーツツツ
ガッシャーンッ
ガッシャーンッ
ガッシャーンッ









です 笑






インクも既に生産されていませんから
数年前に、インターネットで探し、
大量購入しました。





ワープロ印刷機の機械を製造・修理
していたのは、
大手電機メーカーの子会社なのですが、
その会社は既に無く、
もしも機械が壊れてしまったらお手上げです。









そして先週。
事件は起きました。








“もしも”の事態が起きたんです。
そう。
ワープロ。壊れました。










そりゃそうです。
15年以上も酷使して来たのですから、
いつ壊れてもおかしくなかったんです。





でも、
考えてみれば、
15年以上のデータをすべて蓄積しながら
その起動スピードが衰えなかった
このワープロはエライです!
印刷機印刷機で、
ちょっと原始的にいじくれるから、
定型外の、切れはしのような紙にも印字出来て
重宝されてきました。






坂本機械工場の音が消えてしまったのは
ちょっと淋しいですが、
ワープロ印刷機には、
「おつかれさん!!」です。









ちなみに、
その補助者、
さすがにパソコンに切り替えましたが、
オンライン申請はやる気無しみたいです。





「オンラインなんてダメよ〜
 スキャンしてPDFにしたり、
 電子納付したり、
 手間ばっかりかかって時間かかるもの〜〜」





だそうです。
でも、確かに紙で作った方が早いんだよな〜
私もオンライン減税の効かないものは
割と紙で作っちゃいます。






それにしても。
大量購入して余したインクは
どうしたものか。。。苦笑





坂本龍治