ギターの話 Vol.2 面白きことと面白きなきことをバランスよく


楽器を手にして
面白いと思う瞬間は



誰かとセッションするんでも
ひとりで弾くんでも



曲になっている瞬間です。




カッコ良いメロディー、
美しいメロディーになるから面白い。






でも逆に、
あんまり面白くないのは
たんたんと基礎練習をしているとき。




基礎練習のフレーズに
あまり心ときめくものなどなく
それこそ基礎を固めるための
地味〜な練習になります。




でも、
コレをやらないと
憧れには近づけません!




地味〜に基礎を固めるからこそ、
カッコ良いと思うフレーズが
弾けるようになるんだし、楽器が面白い‼
ってことになるんです。





語学みたいなもんです。




覚えた言葉を使って、
実際に誰かと会話出来れば面白い、
でも、
地味〜に単語を暗記しておくからこそ、
会話が成立して面白いと思えるわけです。



確かに、
面白きことばかりに目を向けても、
成長するには成長します。




しかし
その成長スピードは
とても緩やかなものになってしまう。





子供がキチンとした言葉遣いで
会話が出来るようになるには、
四〜五年では足りないですよね?




でも、
ストレスが掛かっても、
その負荷に耐えうる大人が
キチンと地味〜な基礎を固めていけば、
四〜五年で大人のネイティブと同等の
会話能力を身につける事も夢ではありません。





でも、
地味〜な基礎ばっかりじゃぁ
つまらないですから、
面白きこととのバランスを
とっていくのが良いのです。





とかなんとか言いながら、
私は殆どギターの
基礎練習をしないんですけどね 笑
だから成長しないんです(ゴーン)




でも、
これがちゃんと分かっているから、
勉強では地味〜な基礎固めを
誰よりも徹底しましたよ‼
それだけは自信を持っていえます。




坂本龍治