プラス15問はねる人

プラス15問はねる人



この時期によく聞くのが、
模試の点数が上がらないという悩みです。



あんなに頑張って来たのに、
去年と殆ど点数が変わらない。。
この一年は一体なんだったんだろう。。
もぅ、
なにをしていいのやら、
わからないんです。。



とまぁ、
こんな悩みです。



結論から言ってしまえば、
模試の点数は、上がりませんよ?
ということです。



だって、
この一年というのは、
あくまでも司法書士試験に標準を
合わせて勉強してきたんですから、
標準外のところで点が取れないのなんて
当たり前なんです。
しかも、
時期だって、7月の第1日曜日に
標準を合わせて準備してるんですから、
最高潮を迎えていない今、
思うような力が出せないなんて、
当たり前なんです。



模試の点数なんて、
気にして良いことはあまりありません。
もちろん、
満足のいく点数が取れているのなら、
自信に繋げていいでしょう。
でも、
そうでないなら無視です無視!!
占いは、良いことだけ信じる!!
と、そんな勢いです。



やるべきことだって、
決まり切ってます。
模試に翻弄されて、見失わないでください。
やるべきことは、
今まで自分がやり込んできたこと、
解き込んできた問題の、
詰めの詰めの甘い箇所を徹底的に繰り返す!
ただそれだけです。




プラス10問




模試の結果がどんなであろうとも、
今まで本試験に標準を合わせてやってきたことを
繰り返せる人は、本試験での点数が飛躍的にはねます。



多くの人は、
過去問を学習の素材として使っていると思いますが、
ブレずに過去問を徹底的に繰り返して本番を
迎えることが出来れば、
午前で5問、午後で5問、
合計10問分の点数がはねます
よ。
ここでブレて、
標準を模試に合わせてしまうと、
プラス10問の伸びが期待できなくなってしまうので、
気を付けてください。





プラス5問



そしてさらに、
自分の詰めの甘い箇所を、
極めてゼロに近いところまでなくせた人は、
プラス5問分の点数がはねます。
そして、
このプラス5問が合否の分け目に
なることが少なくありません。



完璧な人間なんていませんから、
誰しも詰めの甘い箇所は必ずあるものです。
しかし、
本試験のその日限りは、
詰めの甘い箇所がひとっつも無い!!
そういう人が合格していきます。



新しい知識を覚えることは楽しいですが、
新しい問題を解くことは楽しいですが、
そこはぐっと堪えて、
もう何十回も繰り返した詰めの甘い箇所を、
最後の最後まで徹底的に繰り返してください。






プラス15問。
もちろんこれは、
私の経験に基づく主観ですが、
私は上述したことが実践出来れば、
最低で15問はねると考えています。
“最低で”です。



本番でコレだけ点数がはねる感覚が
現場で得られれば、
そりゃもうニヤニヤが止まりません!!
祭りはもうすぐ!!
楽しみましょう。



坂本龍治