なぜ試験対策に条文なのか? Vol.6

ワクワクし過ぎたな



まずは今日の新聞記事から。



4日に発売された
ONE PIECE61巻
初版発行部数が380万部と過去最高を更新!!
ですって。



みんなわくわくしながら
発売を楽しみにしていたんだろうなぁ〜。



私?



そりゃ発売日に買いましたよ!!
朝一で本屋へ向かったら、
まだ店開いてなかった!笑



わくわくし過ぎたな。



条文のほかに学習することになる
判例・先例・学説等は、
結局、条文の補充に過ぎない



最高裁判所発信の判例


行政機関発信の先例。


学者発信の学説。



これらはすべて、
条文の補充に過ぎない
と考えることができます。



もしも世の中で起きうる事すべてを、
法令がカヴァーしているのだとしたら、
法令上のルールだけを学べば
それで事足りるはずです。



しかし実際には、
法令を制定した当初には
想定していなかった事件が発生して、
条文文言そのままでは、
どうにも解決する事が出来ない!!



といった事態や、
そもそも適用すべき条文がない!!
といっと事態が起こり得ます。



また、
条文文言というのは、
多様な事態に対応できるよう
にしてあるため、
抽象的な規定のされ方をしています。



そのため、
その言葉の意味を
幾通りにも解釈できてしまう
ようなことがあるのです。



法令は、
その時代その時代の価値観や
社会的ニーズを反映して作られる
ものですから、
普遍的ではあり得ないのです。
どうしても
法令ではカヴァーしきれない
隙間が生じてしまう。



こうした法令の隙間を埋めるのが
判例であり、先例であり、学説なのです。



坂本龍治