記述式の学習プロセス Vol.11 ミスを無くす“しくみ”を作る
ミスを無くす“しくみ”を作る
そして、“しくみ作り”は、
1時間で1問を解く練習をする中で
構築していくのが理想です。
例えば20分で、答案構成と、
簡略な答案(頭文字のみ書き起こす等)を
作る学習の中で構築した仕組みが、
1時間かけて解く際にいきるとは
限らないからです。
また、20分で解く際は何の仕組みが無くとも
答案に反映されるのに、
60分かけて解く際は仕組み無くして
答案に反映されないこともあるでしょう。
やはり、20分で解くのと、
60分かけて解くのでは、
生じるタイムラグが違うからです。
また、頭の中での思考量が違うこと、
手を動かす作業量が違うこと
も要因のひとつでしょう。
20分で解くのと
60分かけて解くのとでは
どうしてもギャップがあるわけです。
ですから“しくみ作り”は、
1時間で1問を解く練習の中で
構築していくのが理想なのです。
つづく