記述式の学習プロセス Vol.8 ミスを無くす“しくみ”を作る

少し間があいてしまいましたが、
前回の続きKARAです。



ミスを無くす“しくみ”を作る

自分のもっている知識と問題文と向き合う。
その次にすべきことは??



さすがに、
「解説をじっくり読む!」
へ移行すると思いますよね??



違うんです。
まだ解説はじっくりと読みません。
次にすべきことは、
「ミスを無くす“しくみ”を作る」です。



なぜそんな事を考える必要があるのか?
それは、単純に知識の質を向上させても、
必ずしも答案に反映されるとは限らないからです。


問題を解いている最中には
気が付いていた、でも、
それが答案に反映されていなかった…
という経験を、誰しもしたことがあるはずです。



「農地だな!」
という事にはばっちりと気が付いていたはず!
それなのに…
農地法の許可書を落としてしまった…



「保存登記だな!」
という事はもちろんわかってた!
それなのに…
「法74条1項1号申請」の記載を
書き落としてる…



どんなに問題意識を持てていても、
試験の採点者はそのことを汲み取っては
くれません。



気が付いていたけど書けていない、
まったく気が付かなくって書けていない。



採点者にとってみれば、
どちらも点数を付けようがない答案です。



せっかく気が付いたのなら、
取り零す事無く答案に反映したいですよね?
ですから、ミスをなくす“しくみ”を、
真剣になって作るんです。



つづく
坂本龍治