記述式の解法プロセス Vol.6 「テスト特有の問題」
3:テスト特有の問題
記述式試験は、
模擬の登記申請行為ですから、
基本的な考え方は実務と変わりません。
つまり、あらゆる事実から
登記に関係する事実を選別し、
実体判断を経て手続判断へと移行する。
この流れ自体は試験だろうと、
実務だろうと変わりません。
しかし、試験ではテストであるがゆえの
特殊性があります。
たとえば、
1:厳しい時間的制約がある。
2:ある程度規則性のある書き方、配列になっている。
3:答案作成上の注意事項等、テスト特有の指示がある。
4:テストでは、綴じられた問題冊子と答案用紙の2つを扱う。
といったことです。
これらの特殊性に真正面から向き合い、
自分なりの解法手順を確立するんです。
皆さんは、これらの点を意識し、
何か自分なりの工夫をされていますか?