ただ、一度きりの人生

ただ、一度きりの人生




柔らかく霞む半月を。



新幹線の中から眺めています。



今日は、
京都•大阪に行って来ました。



認定考察対策の講義です。



京都•大阪のみなさん、
参加して下さり、本当にありがとうございます。



なんだか帰りの新幹線の中、
人生というものについて考えています。



ただ、



一度きりの人生。



今日の月のように、
まだ半分は霞み、これからだけど、
少なくとも。



半分は、柔らかくとも。
輝く人生になっているのではないかと、思っています。






そんな風に思うのは。
本当にここ最近の事です。



資格を取り、



人生観は本当に変わりました。



坂本龍治のただひとつの命は、



たくさんの人に支えられながら
思う存分燃えることが出来る。



そんな風に思うのです。



今日。
講義に参加して下さった今年の合格者の方も、
希望に満ちた眼をしていました。






これからの人。



早くこっち側に来てください。



景色が違います。



思う存分、
ただ一度きりの人生、
命を燃やす事が出来ます。



思えば、
私にとって1番充実していた時代というのは、司法書士試験に合格する最後の一年でした。



あれほど密度の濃い一年は、
もうないのではないか?
と思えるほど充実していて。
今思えば、本当に幸せな時間でした。



そんな時間があったからこそ、
今がある。



だから、
本当は受験時代から、思う存分、命を燃やす事は出来るんですけど、
それを肯定的に捉える事が出来るのは、
もしからしたら合格後なのかも知れません。








ただ一度きりの人生。
だけど、ひとりひとりに与えられた火の種は、そう小さなものではありません。



最後まで、
思いの限り、
燃やしましょうよ‼



そんな、
なんだかしんみりな夜でした。



坂本龍治