土がいのち 〜講師の選び方〜

私たち講師陣が講義を通じて
出来る事にはふたつあります。








ひとつは、
皆さんが目の前の問題を解けるように
知識を伝授すること。








ひとつは、
皆さんが将来的に
自分で問題を解けるようになる力を
鍛え上げること。
つまり、考える力を鍛え上げること。








受け手である受講生に
是非意識して欲しいのは、
後者です。








どうも講義を受けている最中というのは、
講師のいう事を知識的に捉えてしまって
発信される『考え方』という部分はスルーしてしまいがちです。








そして、
復習の際にも、
目の前の知識を暗記する事に追われてしまって、
なかなか考える、
という部分には意識がまわりません。








例えばこういう事です。








私は講義の中で、








民法177条も、
ただつら〜っと読んで終わるのではなく、
一言ひと言を大切にしながら
よみ解いてください。








という事を言います。








「この“物権”という言葉には、何が含まれます?





 所有権だけですか?
 抵当権だけですか?






 ちがいますよね、
 所有権や抵当権の他にも、
 地役権だとか、
 地上権だとか、
 先取特権だとか、
 不動産質権だとか、
 いろいろ入りますよね。」









こう発信したとき、
多くの人は、
177条の物権には、
地上権や先取特権が入る!
知識的に捉えてしまうのです。











違うんです。
伝えたいポイントは、、
そこじゃないんです。。








ポイントは、
「ただつら〜っと読んで終わるのではなく、
 一言ひと言を大切にしながらよみ解く!」

という部分です。










こうした考え方を身につければ
講師が発信しなかった知識も、
自分自身で吸収出来るようになります。
将来的には、
自分ひとりの力で
問題を解けるようになる
のです。











そして、
講師というものはいわば土です。









皆さんが根を伸ばせるかどうかは、
土である我々講師にかかっています。






根をグングン伸ばせるい〜い土もあれば、
そうでない土もあります。











講座を選ぶ時は、考えてください。
この講師は、
ただ知識の吸収を助けるだけでなく、
考える力を鍛え上げてくれるかどうか。












特に記述式の講座では
本当に注意が必要です。











択一は知識量でねじ伏せられても、
記述は知識量でねじ伏せられません











考える力が無ければ、
記述で安定的な点数を取る事は出来ないのです。











だから、
考える力を鍛え上げてくれる講師を
選ばなきゃならないのです。













オススメはって?












一押しは
蛭町浩講師のツーステップ登記法講座です。






登記というものをあれほど根本から考え、
教えてくれる講師は他にないでしょう。










深さが違います。





どこまでも奥深く、
根を伸ばせるでしょう。











考える力を養いたいなら、
絶対オススメ。





坂本龍治