記述式の学習プロセス Vol.2 序章

なぜ、択一式の知識をもって、記述式の
問題を解く事が出来ないのか。



それは、
“知識の使い方”を分かっていないからです。
“記述式の解法プロセス”が確立されていないからです。



択一式で得た知識をもって、
記述式は解けるんです。
問題が解けないのは、
知識が足りないからではありません。



この認識を誤ると、
記述式の学習がおかしな方向へ行ってしまいます。
知識量で問題をねじ伏せるような、
そんな学習へ突入してしまいます。
ピンポイントな問われ方をされた場合にのみ
反応する事が出来る、断片的な知識を
増やす学習ではキリがありません。



記述式の学習においては、
“知識を補充する”のではなく、
“知識の使い方を知る”
“記述式の解法プロセスを確立する”
ということこそが大切
です。



そのために必要な問題数は、
不動産登記・商業登記、
各20〜30問もあれば十分です。
私も受験時代、最終的には30問程度に絞り込み、
徹底的にそればかりを繰り返していました。
“知識の使い方”“解法プロセス”が確立するまで
5回も6回も解きなおしていました。



じゃぁ。
どんな手順で学習をしていけば、
“知識の使い方”“解法プロセス”が確立するのか??
その学習プロセスを、数回にわたり
お話していきたいと思います。