司法書士試験、お疲れ様でした。
次のステージがある人と、そうでない人がいるとしたら、
それは目線の違いによるのだと思う。
80歳にしてエベレストの登頂に成功した
三浦雄一郎さんはこう言った。
『人生を諦めてしまった人が多すぎる。』
きっとそういう事だと思う。
例えば三浦さんが、
エベレストの登頂に失敗していたとしても、
挑戦を決め、準備に没頭したその時間は、
紛れもなく輝かしいステージであったと言えるのではないだろうか。
次の夢はヒマラヤの頂上からスキー滑降する事だとか。
高い目線を持ち続ける人には、次々とステージが用意されていく。
司法書士試験を終えた受験生は、総じて高い目線の人が多い。
そうであるなら、必ず次のステージがあるはずだ。
でも、
どっと疲れた身体のままでは、
次のステージで怪我をしてしまう。
だから今日、明日くらいは、
試験の事はいったん忘れ、疲れた心と身体を癒して欲しい。
そして是非、
次のステージを持たない『諦めてしまった人』にはならないで欲しい。
これは合格する人にも言えることで、合格に満足し、
さらなる高みを目指さない状態であるならば、
それはステージを持たない諦めた状態に等しい。
合格してもしなくても、
次のステージは来るのだから、
今はすこし休みましょう。
お疲れ様でした。
坂本龍治